안동찜닭(アンドンチムダック)は安東式鶏煮込み料理で、鶏肉の醤油煮にジャガイモ、春雨、玉ねぎ、人参等が入っています。醤油ベースですので、日本の煮物にとても似っています。「안동」(アンドン)は「
安東市」のことで、大韓民国慶尚北道の中部にある市です。
Wikipediaによりますと、「朝鮮王朝時代を代表する儒学者・李退渓の故郷であり、儒教的伝統の中心であった。河回村は往時の農村の生活様式を残す観光地である。安東市は「韓国精神文化の首都」をキャッチコピーに使っている。」
料理自身は大皿のもので、二人以上ではないと食べきれない量です。鳥肉は日本の殆どの鳥肉料理と違って、ブロックに切った鳥が丸ごと入っています。首や胸などのところに骨が多いので、やや食べづらい料理でもあります。その代り、皮や骨からの出汁で料理全体はまろやかで味深いです。一緒に煮込んであるジャガイモ、玉ねぎ(四つ切り)と春雨まで鳥肉の風味がしっかりとしみ込んでいます。
値段は一人当たり7千ウォンです。
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Andong Style Braised Chicken 안동찜닭 安東煮込み鶏肉 |
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材料を一通り小皿に乗せた。キムチは定番の小皿料理 |
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冷たいワカメスープ。甘酸っぱい。 |
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