料理自体の歴史は古くはない。丸鶏を水炊きして塩などで食べる料理ペクスク(白熟)と、もち米で作る粥がひとつになってできたタックク(鶏肉のスープ)がサムゲタンの原型とされるが、これが文献に登場するのが1920年代である。[要出典]やがて粉末で入れていた高麗人参が丸のままとなり、鷄蔘湯(ケサムタン)と呼ばれていたが、人参の効能を強調するために蔘鷄湯(サムゲタン)とされた。これも30~40年前のこととされている。今回お昼の定食で食べることにしました。水炊きだから、味は淡白です。そのため、小皿の他に、塩も一緒に出されます。
食べ方としては、まず鳥肉を取り皿に移して、好みに応じて塩をまぶして食べます。それから、ついているご飯をスープに入れて、おかゆ状態で食べます。
サムゲタンの人気専門で食べたので、お客さんは一杯入っていました。注文してから出るまで時間はかかりましたが、それでも、8人で行ったところで、一気に8人前を出されました。
値段は七千ウォンでした。
サムゲタン(蔘鷄湯)。一人前 |
ペチュギムチ(배추김치)。白菜のキムチ |
カクトゥギ(깍두기)。カクテキ |
青唐辛子,고추。ものによっては根っこに近い方は辛い |
今日は夕食でサムゲタンを食べました。夕食ですので、ちょっと踏ん張って高い(1万ウォン)方のメニューを頼みました。これは、前回のお昼と違って、鶏丸ごと一羽入っています。どちらかといえば、ちょっと飽きてしまうくらいの量でした。でも、高いメニューだけあって、しっかりと高麗人蔘が入っていました。
一つ勉強になったのは、中に入っているナツメは食べてはいけないことです。何故かというと、ナツメを入れたのは、体に取って毒の成分を吸収させるからだそうです。それを食べては本末転倒になってしまいます。
高麗人蔘(인삼、コウライニンジン)といえば、先日韓国政府の専売店に見学行った時に、6年目のものは一番よくて、値段も高いと言われました。6年以上立つと、段々弱くなっていき死んでしまうそうです。また、DMZツアで人蔘畑を通過した時に、ガイドさんが人蔘を栽培した土地は収穫後、土の養分が吸いつくされてしまうので、10~15年の休耕期間が必要だそうです。
そう言えばつい最近関連するニュースを聞きました。 高麗人蔘は近頃値段が高騰しているため、 高麗人蔘を狙った盗難が増えているそうです。特に収穫近いものはターゲットです。まるで金の価格が高騰したから、パリでは金のアクセサリを狙う強盗事件も急増したと全く同じです。
高級版のサムゲタン。ホールチキン(?)が入っています |
朝鮮人参栽培と種苗
高麗人参が高いわけ - 金氏高麗人参株式会社
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