2012年7月4日水曜日

Milmyeon 밀면 釜山名物ミルミョン

    韓国語食の大辞典によると、「밀면」は「小麦粉を用いた麺で作る冷麺のような料理」です。ミルヒョンは釜山の名物料理でもあります。冷麺の麺にはそば粉が入っているのに対し、ミルミョンは小麦粉とサツマイモやジャガイモの澱粉を配合した麺を使っているのが特徴だそうです。

    今回食べたのは、麺の量は割と多い気がします。他には、大根の漬物、キュウリの細切り、茹卵です。スープはたっぷり入っています。夏のためでしょうか、砕けた氷も浮いています。こしは冷麺ほどないが、やはり挟みで一回切ったほうが食べやすいです。スープはさっぱりしていますが、やはり若干甘めです。

    値段は6千ウォンでした。

Milmyeon,밀면,釜山名物ミルミョン
Milmyeon 밀면 釜山名物ミルミョン
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    Busan nikki:観戦後のミルミョンによると、ミルミョンの由来には三つの説があります。
  1. 朝鮮戦争時代に釜山に押し寄せてきた避難民が、空腹をおさめるために作った。当時、北の方から避難してきた人が故郷でよく食べていた冷麺は、そば粉を入手するのが困難で作れず、代わりに小麦粉やサツマイモ・ジャガイモなどのでんぷんを使って麺を打った。
  2. 北朝鮮の함흥시(咸興市)出身の母娘が、釜山で冷麺屋を開いた。しかし、冷麺の材料であるそば粉が入手困難であったことと、釜山の人にそば粉で作った冷麺が人気がなかったことから、小麦粉で代用して麺を作った。
  3. 진주 밀국수 냉면(晋州ミルククス冷麺)が由来となっている。昔から晋州には、いりこでとっただしで作ったミルククス冷麺があった。1925年に慶尚南道の道庁が晋州から釜山に移ったとき、晋州のミルククス冷麺も釜山に移り、釜山ミルミョンとして創作された。

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