久々日本に一時帰国しました。それですぐ感じたのは2国間の様々な違いです。領土問題で政治家からメディアまで大騒ぎしていますが、それはとりあえずさておきましょう。
1.日本では警察は自転車盗難対策に励んでいる
ソウル では、殆ど警察の姿は見られませんでした。たまに見たのはパトカーで巡回する警察でした。日本みたいに自転車乗りの職員は一回も見たことはありませんでした。ましてライトを付けずに走っているだけですぐ警察に止められることはまったあり得ない話です。
もともとソウルでは電車より自家用車で通勤・移動する人が(少なくとも日本より)多いです。駅前に海のような自転車駐輪場はありません。スポーツとしてサイクリングする人以外あまり自転車に乗る市民もあまり見られません。出前も原付は基本です。よって、日本みたいに自転車の盗難もそもそもあまりないと想像しています。
自転車代わりの原付は本来走ってはいけない歩道で平気に走っていますが、それを規制する警察の姿もまず見たことはありません。
恐らく速度違反や交通整理(大きい交差点ではたまに見る)などに人手を使っているでしょう。
2.日本の町は綺麗だが人間味はない
東京に戻ってきて、長いこと済んできた街でありながら、思わず「何と言う綺麗な街だ!」と思ってしまいました。
地面にゴミや痰がよく見られて、空き缶や紙コップ、吸い殻が至る所に捨てられているに対して、東京はたまにポイ捨てられた吸い殻くらいしか見られません。勿論場所によっては空き缶やペットボドルも捨てられることはありますが、ソウルの日ではありません。
数々のレストラン、コーヒーショップ、バーなどの看板や暖簾、家具、内装、建物そのものは東京の方はずっと綺麗で、匂いもあまりしないです。ソウルの街は、各種の小さい店は日本よりずっと多いせいもあり、まず乱雑に見えてしまいます。また、看板やイオン、それから店の内装・外装が古くて、あまり手入れされていない店も結構多いです。特に裏道に入っていくとますますひどくなります。初めて行く人にはとても入って何かを楽しめる気にはなれません。
しかし、何回か店に入って安くておいしい料理を食べてみると、印象は段々変ってきます。
まずソウルの街は何時になっても、終電が終わっても同じように賑やかで、お客さんが一杯入っていて、皆楽しく食べたり、飲んだり、話したりしています。たまに酔いつぶれて叫んでいる人もいますが、全体的に平和的で幸せそうな雰囲気が漂っています。時には店主と日常会話も交わし、人情たっぷりの店は殆どです。
3.韓国には自営業者は多い?
韓国には大型なデパートも沢山ありますが、地下鉄主要駅にある地下商店街あるいはその周辺には沢山の店舗があります。間取りとしては何畳もありませんが、様々商品を専門的に扱っています。メインは女性向けのアパレル、アクセサリ、化粧品等商品か、携帯関係のアクセサリです。中にはコーヒーショップ、レストラン、占い、土産ショップなどもあります。その総本山は南大門や東大門にある卸し市場です。しかし、両者の違いは、前者は通勤・学前後の客がメインで、深夜まで賑わっていることです。
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