特に紅葉シーズンとなると、韓国一の紅葉で知られる国立公園は登山客で超満員状態になります。それだけ有名ですので、訪問者に嬉しい施設はきちんと整えられていて、初心者でも、初めての人でもあまり困ることはありません。また、登山道には様々な安全装置が施されて、山事故を最小限にとどめるような努力がされています。
しかし、それでも韓国語を殆ど分からない外国人にはやはりハードルはそれほど低くありません。まとめますと、以下の課題はあります。
- 現地の公共交通手段は分かりにくい
- 登山ルートと宿を計画・予約するのは大変
1番目については、現地の事情通であればともかく、初めての人には、どこで何時に何番目のバスに乗って、どこで降りればいいかは大変分かりにくいです。いくつかの紹介サイトはありますが、あまり詳しくありません。
それで、実際行ってきた方法は以下の通りまとめたので、これから行きたい方の参考になれれば幸いです。出発はソウルからですが、他の都市からは、束草市からはほぼ同じです。束草市までは、大体ウェブで簡単に調べられます。料金については、現金で支払ってはっきり覚えていないのもありますが、ご容赦ください。尚、料金はすべて片道です。また、宿泊施設及び場所は偶々自分が選んだものです。ほかのところを選んだ方は近くにあるバス停を探せば、7や7-1番が徹っているかどうかは分かります。
宿泊 | 束草市・高速バスターミナルの近くにあるモーテル |
登山コース | 初日探訪支援センターから権金城及び蔚山岩を見学 |
次の日五色コース往復で大青峰登頂 |
これは、決して最適なプラントは言えませんが、あまり情報を集められなかったためその場で適当に決めた結果です。但し、行ったのは大型連休である「「秋夕」の最中ですので、山小屋泊はまず無理でした。それで、早朝からアタックするしかありませんでした。それでも、例えば五色から探訪支援センターへのコースも考えられるが、初めての訪問でコースの様子は全く分からないという自信のなさから、手抜きの五色⇔大青峰コースを選びました。これで、2番目のハードルも一応クリアできます。
宿泊はすべて束草市にしました。中心的な位置であるのと、荷物を一部どこかに置いておきたいから、宿を変更しないようにしました。因みに、止まったモーテルは一泊4万ウォンで、古いPCは部屋にありました。インターネットは使えますが、PCの動きは我慢できないほど遅かったです。当然(?)WiFiはありませんでした。バスは一応ありました。バスタブは小さいが、お湯はしっかりしていました。
ところで、肝心なバス情報は以下の通りです。
出発地・バス停(番号) | 目的地・バス停 | 料金(ウォン) | 備考 |
ソウル 高速バスターミナル | 束草市 束草市高速ターミナル[3] | 17,000 | |
束草市内(7、7-1) | 小公園駐車場 | 1,200(?) | 探訪支援センターからのコース |
束草市内 市外バスターミナル[2] | 五色別所 | 3,300(?) | 五色温泉登山口コース |
7か7-1番バスは大体20分一本出ています。割と早朝から遅くまで走っているはずですが、詳細は見つかりませんでした。探訪支援センターを目指す場合、終点まで乗ればいいです。
市外バスターミナルまでは、7、7-1、9、9-1とも行けますので、違うところに宿泊する人は、近くのバス停をチェックすればいいです。
雑ではありましたが、とりあえず頑張って実体験をまとめてみました。
最後に、一つのお勧めコースをあえて提案します。
ソール⇒五色(泊)⇒(次の日早朝)五色登山口⇒大青峰⇒探訪支援センター
⇒近くか束草で宿泊するか、束草に戻って直帰
はっきり言って、雪岳山を楽しむには、大青峰⇒探訪支援センターコースを外しては、その醍醐味の殆どを楽しめません。そのため、宿の楽さ(と快適さ)と時間の効率を考えると、以上のコースは最適なような気がします。勿論時間のある方なら、もっとゆっくりした楽しみ方はいくらでもあります。本稿にある参考リンクを見て頂ければ、役に立つ情報はすぐ見つかります。
長くなりましたので、写真ギャラリーは別のポストに譲ることにします。
参考リンク
[1] 雪嶽山(ソラクさん、설악산)(Wikipedia)[2] 束草市外バスターミナル(속초시외버스터미널) (韓国観光公社)
[3] 束草高速バスターミナル(속초고속버스터미널) (韓国観光公社)
[4] 雪岳山国立公園|束草・雪岳山(江原道)の観光スポット(KONEST)
[5] 雪岳山国立公園(韓国国立公園)
[6] 韓国国立公園-国立公園(韓国観光公社)
[7] 雪岳山(ソラクサン)国立公園(束草)(韓国旅行 Life in Korea)
[8] 雪岳山登山ハイキングガイドプラン
[9] 雪岳山(ソラクサン)登山
[10] 韓国 束草高城統一展望台とソウル
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