ファンテとは冬に寒暖差の激しい地域で作られる特別なスケトウダラの干物のこと。普通に干したスケトウダラはプゴ(北魚)、コンテ(乾太)などと呼ばれるが、ファンテは干し方が独特であり、また高価であるため両者は明確に区別される。ヘジャンククは二日酔いの朝に食べるスープのことで、特定の料理を指すわけではなく、二日酔いの朝に酔い覚ましを目的として食べられるスープ料理はすべてヘジャンククと呼ばれる。ファンテだけでダシをとることもあれば、牛肉ダシなど他のダシと混合してスープを作ることもある。具にはファンテのほかに豆腐、大根、セリ、長ネギ、シイタケなどを用いる。唐辛子を入れず塩でさっぱりと味付けているため、朝食として人気が高い。ファンテを利用した料理としては、ほかにファンテチム(ファンテの蒸し物)、ファンテグイ(ファンテに薬味ダレを塗って焼いたもの)などがある。やはり、「酔い覚まし」系ですね。干しは干しですが、塩を付けていないため、とても淡白です。味と歯ごたえは、おつまみ鱈そのものです。
それにしても、この店の小皿類は、しょっぱ過ぎて、これだけ淡白なスープを頂いても、食べきれませんでした。また、キムチは、酸味が強すぎて、これも珍しく大分残しました。
値段は6千ウォンです。
황태해장국;スケトウダラの干物のスープ |
황태해장국;スケトウダラの干物のスープ |
参考リンク
【황태해장국】ファンテヘジャンクク(韓国料理大図鑑)
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