実際食べてみると、確かに納豆の風味とまったく一緒です。豆腐と一緒に煮込むと風味がさらに濃くなり、ベジタリアン食としては大変味わい豊かの料理です。
塩味が濃いというイメージがありましたが、案外あっさりしています。食べ放題のキムチ類と一緒に食べるとちょうどいいくらいです。おかげで野菜類は沢山取れました。
この店の特有のアペタイザーも美味しかったです。
値段は6000ウォンです。
出来立て |
ご飯を入れた後 |
食べ放題のキムチ類 |
当店特有のアペタイザー。コーリャン(高粱)、海苔とキムチの和え物 |
韓国で作られる味噌の一種「チョングッチャン」を使った鍋料理。チョングッチャンは、ゆでた大豆をわらに包んで発酵させる、日本の納豆に似た独特の香りがある味噌。そのため、チョングッチャンチゲは、日本の納豆汁と風味が似ています。チョングッチャンチゲは、味噌と同じく「チョングッチャン」とよばれることもあります。また、同サイトによりますと、その歴史は以下の通りだそうです。
チョングッチャンチゲは、トゥッペギとよばれる素焼きの器で作ります。牛肉、豆腐、白菜キムチ、青とうがらしなどを煮込み、味噌(チョングッチャン)で味をつけます。納豆に似た独特な香りと大豆のコクが混ざりあった、濃厚なスープの鍋です。また発酵過程が短く、栄養分の損失が少ないことから、韓国ではヘルシーフードとしても注目を集めています。
味噌のチョングッチャンの歴史は古く、1636年に起こった丙子の乱(清が朝鮮に攻め込んだ戦い)の頃に、清の兵士たちが糧食として持ち歩いていた味噌が伝わったとする説が有力とされています。1715年に書かれた『山林経済(さんりんけいざい)』や、1766年に書かれた『増補山林経済(ぞうほさんりんけいざい)』には「戦国醤(チョングッチャン)」という記述もあり、その時代にはすでに味噌のチョングッチャンが普及していたことがうかがえます。韓国で作られている味噌のチョングッチャンは、中国の清から伝えられた味噌という意味で、現在は「清麹醤(チョングッチャン)」という漢字を当てる場合もあります。
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